用語集

あ行

IPCC

「Intergovernmental Panel on Climate Change」の略で、日本語では「気候変動に関する政府間パネル」と呼ばれる。世界中の科学者が協力して、科学誌などに掲載された論文などの文献に基づいた定期的な報告書を作成・公表し、各国政府の気候変動に関する政策に対し、科学的な基礎をあたえる役割を担っている。

アクションプラン

オールとちぎによる各分野の取組を牽引・加速化するための重点プロジェクトを県が戦略的かつ着実に推進するための実行計画。

暑さ指数WBGT

熱中症を予防することを目的として導入され、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、①湿度、②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、③気温の3つの要素から算出した指標のこと。

エネルギー起源CO2

石油、石炭、ガスなどの化石燃料を燃焼させることにより発生する二酸化炭素。

エコキーパー事業所

石油、石炭、ガスなどの化石燃料を燃焼させることにより発生する二酸化炭素。

か行

カーボンニュートラル

温室効果ガスの排出量と森林などによる吸収量を均衡させること。

緩和策

温室効果ガスの排出を削減すること。

共同購入事業

県と協定を締結した事業者が、広く県民の皆さんから太陽光発電設備等の購入希望者を募り、一括して発注することで、スケールメリットを生かし、通常よりも安い費用で購入できる仕組み。

吸収源

大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスを吸収し、比較的長期間にわたり固定することのできる森林や海洋などのこと。

COOL CHOICE(クールチョイス)

CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、脱炭素社会作りに貢献する「製品への買換え」「サービスの利用」「ライフスタイルの選択」など、日々の生活の中で、あらゆる「賢い選択」をしていこうという取組。

計画書制度

栃木県生活環境の保全等に関する条例第52条の規定に基づき、温室効果ガスの排出量が相当程度多い工場又は事業場として規則で定めるものを設置している者に対し、温室効果ガスの排出の量の削減に向けた計画書の作成を義務づける制度。

県民向け脱炭素ガイドブック

「COOL CHOICE とちぎ 15のこと」を取り組みやすさ(初級・中級・上級)、CO2排出削減量(5段階の星)に分けて紹介しているガイドブック。各取組の暮らしのメリット等もわかりやすく紹介している。

さ行

再生可能エネルギー

太陽光や水力、風力、地熱、バイオマスといった自然界に常に存在するエネルギー。

省エネお助け隊

県内に事業所を有する中小企業等を対象に、省エネや経営相談の専門家を派遣し、省エネの取組の段階に応じてきめ細かにサポートする事業。

事業者向け脱炭素ガイドブック

経済活動における脱炭素の取組を推進するため、脱炭素化に取り組むメリットや取組事例等を掲載したガイドブック。

重点プロジェクト

県が策定するロードマップにおいて、各分野の取組を牽引・加速化するために掲げたプロジェクト。

自家消費型

建物の屋根等、敷地内に太陽光発電設備を導入し、発電した電力を直接敷地内の設備で消費するような形式のこと。

ZEH(ゼッチ)

net Zero Energy Houseの略で、「ゼロエネルギー住宅」のこと。住まいに必要なエネルギーを断熱化や省エネルギーで減らしつつ、残りの必要なエネルギーを太陽光発電等で作ることにより、エネルギー消費量が実質ゼロな家を指す。

促進区域

地域経済の活性化や災害に強い地域づくりなど、社会課題の解決に貢献する再生可能エネルギー導入事業を促進する区域。

た行

脱炭素先行地域

2050年カーボンニュートラルに向けて、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域として国が選定した地域。

適応策

気候変動によって生じる影響や被害を回避・軽減すること。
また、気候変動による好影響を活かすこと。

電動車

バッテリーに蓄えた電気エネルギーを動力にした自動車。

とちぎ気候変動対策連携フォーラム

気候変動が企業の経営に及ぼす影響について理解を深めるとともに、気候変動をチャンスと捉えた気候変動対策に資する取組やビジネス等を促進すること、さらには2050年カーボンニュートラル実現に向けた理念や必要となる取組等について共有を図ることを目的とした団体。

栃木県地球温暖化防止活動推進員

「地球温暖化対策の推進に関する法律」第 37 条第1項に基づき、地域における地球温暖化防止の取組を進めるものとして、知事が委嘱しているもの。

とちぎ未来ファンタジー

次代を担う子どもたち等への環境学習を充実させるため、小学校5・6年生を対象に作成したデジタル環境学習教材。

な行

熱中症

高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症する。

熱中症警戒アラート

熱中症リスクの極めて高い気象条件が予測された場合(暑さ指数WBGTが33以上)に、予防行動を促すために環境省と気象庁が発表しているもの。

燃料転換

二酸化炭素の排出を削減するため、使用する化石燃料をガスや電気等に換えること。

は行

非エネルギー起源CO2

化石燃料の燃焼によらずに発生する二酸化炭素。

PPA

発電事業者が、需要家の敷地内に太陽光発電設備を発電事業者の費用により設置し、所有・維持管理した上で、発電設備から発電された電気を需要家に供給する仕組みです。

ま行

猛暑日

最高気温が35℃以上の日のこと。最高気温が25℃以上の日は夏日、30℃以上の日は真夏日という。このまま有効な温暖化対策をとらずに、2100年の栃木県では猛暑日が約1か月間続くと予想されている。

や行

ら行

ロードマップ

2050年カーボンニュートラル実現に向けて、県が必要な取組等を取りまとめた行程表。正式名は「2050年カーボンニュートラル実現に向けたロードマップ(行程表)」。

わ行