「家庭」の削減対策

 栃木県の2013年度における「家庭分野」の温室効果ガス排出量は316万トン(全体の約16%)となっています。
 県では、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、72%削減する目標を掲げています。この実現には、県民の皆さん一人ひとりに 温暖化対策に取り組んでもらうことが欠かせません。
 このページでは、私たちが家庭でできる削減対策や、栃木県の取組を紹介します。
目次

1 家庭でできる取組

  • 県民向け脱炭素ガイドブック
    • 「温暖化対策は必要だけど、何をしたらよいのか分からない」そんな思いを持つ方のために、家庭での取組によるCO排出削減量や暮らしのメリットなどを分かりやすく伝えるガイドブックです。
  • おうちチェックリスト
    • 家庭での細かな取組による省エネ効果や家計のオトク情報、CO排出削減量をまとめたリストです。
  • しんきゅうさん
    • 家電を新しい型に買い替えるときに節約できる電気代やCO排出削減量がわかるサイトです。家庭でできる取組の一つ「省エネ家電への買い替え」時にご活用ください。

2 住宅のZEH化

 私たちが家庭でできる最も大きい、温室効果ガスの削減対策は、住宅でのエネルギー消費量を実質ゼロにすることです。
 そのためには、住宅の高断熱化や省エネ家電への買い替えなどで必要なエネルギーを減らしつつ(省エネ)、そのエネル ギーを太陽光発電でつくること(創エネ)が必要です。
 これらを達成した住宅を「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」、通称ZEH(ゼッチ)といいます。地球温暖化を止めるには、住宅のZEH化が必要不可欠です。

3 COOL CHOICE とちぎ

 温暖化を食い止めるための賢い選択を「COOL CHOICE」といいます。栃木県では、皆さんに取り組んでほしい温暖化対策を、住まい・交通・ライフスタイルなどの分野に整理し、「COOL CHOICE とちぎ 15 のこと」としてまとめています。

4 COOL CHOICE とちぎ 共同宣言

 温暖化対策の一層の強化を図るため、平成29(2017)年5月22日(月曜日)栃木県公館において、県及び県内25全市町による「COOL CHOICE とちぎ」共同宣言を行いました。
 オールとちぎ体制で「COOL CHOICE とちぎ」県民運動を展開し、家庭部門を中心に温室効果ガス排出量の大幅削減を図っていきます。

5 COOL CHOICE とちぎアンバサダー

 COOL CHOICE を県民の皆さんに知ってもらうため、県内のプロスポーツチーム選手をCOOL CHOICE とちぎアンバサダーに委嘱しています。
 アンバサダーの皆さんには、自身のSNSからCOOL CHOICEを紹介・発信してもらっています。選手のSNSを是非チェックしてください!

令和4年度 COOL CHOICE とちぎ アンバサダー一覧

・栃木サッカークラブ 森 俊貴 選手
・宇都宮ブレックス 遠藤 祐亮 選手
・H.C.栃木日光アイスバックス 石川 貴大 選手
・宇都宮ブリッツェン 小野寺 玲 選手
・栃木ゴールデンブレーブス 宜保 優 選手
・栃木シティフットボールクラブ 選手一同
・那須ブラーゼン(さいたま那須サンブレイブ) 選手一同

6 ロゴマークの使用希望

 「COOL CHOICE とちぎ」ロゴマークを使用したい場合は気候変動対策課までご連絡ください。
 なお、ロゴマーク中に環境省の「COOL CHOICE」ロゴマークが含まれているため、利用に当たり、環境省のHPで「COOL CHOICE」への賛同登録が必要となります。
賛同登録はこちら。

・「COOL CHOICE とちぎ」ロゴマークデザイン使用取扱要領(pdf)
・「COOL CHOICE とちぎ」ロゴマークダウンロード(zip)

・「COOL CHOICE」ロゴマーク

7 新国民運動

 政府・環境省では、2050 年カーボンニュートラル及び 2030 年度削減目標の実現のため、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」を開始しました。新しい国民運動に関するホームページでは、脱 炭素につながる将来の豊かな暮らしの全体像・絵姿を紹介するとともに、国・自治体・企業・団体等でともに、国民・消費者の新しい暮らしを後押ししています。