電気使用量をへらす(省エネ)

県庁の電気使用量削減の取組として、県有施設における省エネ設備の導入について紹介します。
目次

1 照明のLED化

 LEDは電気を効率よく光に変換できる技術で、蛍光灯や水銀灯といった従来型の照明をLED化することで照明の電気使用量を60~80%削減でき大幅な省エネになることから、使用頻度の高い照明を中心に、順次、LED化を進めています。

2 電気式空調設備の高効率化

 空調設備は、年々、高効率機種の開発が進んでおり、古くなった設備を更新するだけで高い省エネ性を得られることから、設備の劣化状況等を踏まえ、順次、高効率機種への更新を進めています。

3 地中熱ヒートポンプの導入

 農業大学校や新武道館では、地中の熱を冷暖房に活用する「地中熱ヒートポンプ」をモデル的に導入しています。外気温によって効率が変化する一般的なヒートポンプに比べて、真夏や真冬でも安定して高効率な運転をすることができます。

4 太陽熱温水器の導入

 日光霧降アイスアリーナでは、太陽光の熱から温水を作る「太陽光温水器」をモデル的に導入しています。スケートリンクの荒れた表面を磨いて整えるため、定期的に温水を使用していますが、太陽熱温水器を使用することで、燃料使用量を削減することができます。