1 栃木県の「交通分野」の特徴
栃木県は、人口あたりの自動車保有台数や自動車免許保有率が全国上位であり、全国有数のくるま社会です。
県内の乗用車約130万台のうち、ガソリン車等が80%以上を占め、使用時に排出される温室効果ガスが少ない電動車の割合は約16%(ハイブリッド車16%、電気自動車・燃料電池自動車の割合0.2%)にとどまっている状況です。
また、全国的に電気自動車の普及が進まず、利用者数の減少から急速充電器等のインフラは減少傾向にあります。
「栃木県の「交通分野」の特徴」
2 「交通分野」の排出状況
2013年度(基準年度)における「交通分野」の排出量は約465万トン(約24%)で、「産業分野」に次いで2番目に多くなっています。
県は、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、2030年度までに「交通分野」はマイナス46%の削減を目指します(2013年度比)。
「交通分野の排出量・削減目標」
3 県の取組
県は、ガソリン車等から電動車への転換など、県民・事業者の皆さまが行う削減対策を支援しています。
- 電動車への転換
- インフラ整備
- 栃木県EV・PHV充電インフラビジョン
- 地域電源供給拠点整備促進事業
- 商用水素ステーション整備支援事業